こんばんは~!11月の第3木曜日である今日はボジョレー・ヌーヴォー解禁日です。私は白ワイン派なので、ボジョレーは嗜まないのですが…。
白ワイン(シャルドネ種)はボジョレー地方のお隣のマコネという地区で栽培されているので、ボジョレー・ヌーヴォーの白ワインというのはほとんどありません。その代り、マコン・ヌーヴォーというボジョレーの白ワイン版があります。(ロゼワインはボジョレーでもマコネでも採れるみたいです)
個人的にワイン初心者には白ワイン(シャルドネ)がおすすめ!!ボジョレーに比べて目立たない存在ではありますがマコン・ヌーヴォーを見つけたらこれを機に挑戦してみても良いかもしれません。
ということで今回はワインの話にちなんで酒客のこのキャラ、冬組から雪白東さんをピックアップしたいと思います。ご存知かとは思いますが、筆者の4人いる推しの中の1人です!(笑)
>
雪白東:ENFP型(Ne→Fi→Te→Si)
外向型(E)
外向型でしょう。おっとりマイペースな性格ですが、広い興味関心を持ち頭の回転が早く機転が効きます。外の世界に積極的に働きかけるために内的な感性を使うようなタイプです。同タイプの一成の分析でもご説明しましたが、外向的直観(Ne)は外向的感覚(Se)に比べて、パワフルさはありませんので東のように「ゆるい」印象を与える人も多いです。一成や誉もですが、生きるペースに緩急があるような人が多く、周囲にとらえどころのない印象を与えます。同じENPの誉との出稼ぎペア名「落花飄々」も、とっても外向的直観(Ne)らしいペア名ですね!
ENFPの内向型はINFPです。一成の分析でもお話しているので内容を忘れてしまった人は復習してみてください!
一成と東のいちばんの印象の違いはその「マイペースさ」ですが、東さんは人生経験も多い分なのか自己がだいぶ出来上がっており、無理に他者のペースに合わせたりということはほとんどありません。なのでだいぶ自由人な印象を与えているのかなと思います。冬組が「こじらせた大人の集団」と言われた所以でもありますね(笑)
直観型(N) ①外向的直観(Ne)
直観型(N)です。主機能であり、東の場合これがとても発達しているので非常にわかりやすいです(笑)楽観的かつアイデア豊富、豊かな感性を持っています。
ENFP型のS型であるESFPとの比較ですが、ESFPは「いま、この瞬間」を知覚します。先日のハロウィンイベントでもらったESFP型シトロンのバクステではこの二人の対比が分かりやすく描かれていましたが、ENFP東がシトロンの行動パターンを把握し、先読みして行動(お寿司を注文)したのに対しシトロンは大好きなお寿司を目の前にし、今までしていた遊びをそっちのけにしてしまいました(笑)このようにN型になると、物事の知覚においてパターン性を重視するようになります。
直観(N)を外向き(e)に使います(Ne)。Neについては一成の分析にだいたい書いてあるのでそちらを参照していただければと思います。
東は同タイプの一成や同じくNeを主機能とする誉のように、クリエイタータイプではありません。(誉の詩に的確なコメントが出来たりと、芸術的な感性にすごく理解はあるようですが)
MANKAIカンパニーではNを主機能とする劇団員のほとんどがクリエイターですので、N型はアーティスティックなものが好きなのか!と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。あながち間違いではないですが、もっと適切な言い方に言い換えると「ゼロから何かを生み出す」ことが得意です。ESFP型のシトロンや太一、九門らは既にあるものをあるがままに楽しみますが、ENFP型になると既にあるものよりも、新しいものや自ら何かを生み出すことを楽しいと感じます。
東はアートを創造しないだけで、自らの人生がオリジナリティあふれるものです。入団前にしていた仕事も「添い寝屋さん」という、どこにも属さない自由業。それも自らの性格的な特性や願望を反映させたものです。それはウルトラマルチクリエイターになりたい!と言っている一成と、何ら概念に違いがありません。既にある程度やってのけているという点に於いては一成の良いお手本にもなれるのではないかと思います!あの手の独創的自由業で生計を立てるってカナリ大変なことですからね。何気にすごい人なのです(笑)
そしてシーズンイベント等でも何かと活躍することが多いですが、毎度「何かをプロデュースすること!」で活躍しています。劇団内で何か楽しい企画するときに自分に任せて欲しい、とよく言っていますよね。クリエイティブもNeっぽいですが、どちらかと言えば自ら手を動かさないプロデュースやディレクションのほうがNe要素の純度は高そうです。
Neの特徴として、実際行動的なアグレッシブさはないのでゆるく自由で掴みどころのない印象を与えがちなので「まったりした人」に見えますが、Neが主機能であれば東のように実際行動以外の面で非常に活動的であることが多いです。やりたいことを自分で考え決断し、ポジティブな行動をします。
Ne特有のインスピレーションで入団した東ですが、Neのインスピレーションって身も蓋もあるんですよね。無意識下のSiによる何かしらの暗示のもと、Neは作用しております。
詳しくはコチラをどうぞ!
東が劇団に入団したキッカケが、万里と十座がヤンキーに絡まれているのを助けたことです。「誰かに対して一生懸命になる」ということへの憧れから、東はNe洞察を得て入団することに決めましたが、それを踏まえて主演作品である『真夜中の住人』を見ると本当に彼の洞察力はスゴイなぁと感心してしまいますよね。
東に対してあそこまで一生懸命になってくれた丞は後にMANKAIカンパニーと冬組に入ったことを「運命」と言っていましたが、東は「ここに入れば自分の望む人生を生きられるかもしれない」という洞察を自ら確かめるかのように入団しています。後から気づく丞と、最初に気付いた東…この辺の対称的な図式もまたおもしろいですよね。
感情型(F) ②内向的感情(Fi)
話が逸れましたね、はは。えっと、感情型です。とは言っても一成と同様に第3機能TeなのでTがまるっきしダメとかではありません。感情優位ですが、Teもそこそこ使えますね。だから彼らは人生に良くも悪くも迷うのです。
ENFPのT型であるENTPと比較し、柔和で物腰柔らかな印象があります。ENTPの場合、良かれと思ってのことですが少し批判的なアドバイスをしたり剣のある印象になります。ENFPは人の心から湧き出る「嬉しい」「悲しい」などの個人的感情に配慮した発言や行動をします。ENTPはより利発でユーモラスである反面、これがあまり得意ではありません。誉と東の明確な違いですね!
感情(F)を内向き(i)に使います(Fi)。外向的感情(Fe)が感情的価値であると以前お話しましたが、カンタンに言えばFeが集団の感情、Fiが個人の感情です。Feを持った劇団員たち(臣や紬など)は、あまり個人の感情を顕にしませんが、これはFe由来の感情的価値「個人の感情を出すことは集団の側面ではただのわがままである」と感じるところにあると思います。個人感情であるFiの機能を日常使いしない人々なので、そこにあまり価値を感じていません。
一方で東はFiです。東のFiが顕著に出ていたシーンはやはり8幕の冒頭、名古屋での地方公演のシーンでしょうか。公演に出られなかった自分の代わりにフィリップを演じるガイの姿を見て「悔しい」という感情を感じていました。そして、東はその感情をメタ的に知覚していました。(この感情のメタ認知はNFP型の大きな特徴です)
同じ状況にFeが置かれた場合、どちらかと言えば皆に迷惑をかけてしまったことへの不甲斐なさのようなものを強く感じることがかと思います。わたし個人としての感情よりも、集団の中のわたしの方に意識が向くからです。ましてや出られなかった理由が、モロに個人的な事情でしたからね。同じ感情型でもFiかFeかでは山と海ほどの違いがあるんですね!
そして以前ツイッターにてお話させていただいていましたが、この「悔しい」という感情もFi的な同情心が由来なのではないかと思います。役作りや実際に演じることなどを通して、東自身も知らずのうちにフィリップに対してFi的な愛着を抱いていたのではないでしょうか。1周年イベント『咲かせよう!エールでMANKAI☆』にて、『真夜中の住人』の瀬尾浩太を代役された丞も、全く同じことを言っていました(笑)東の場合はFiがISTJの丞よりは優位である分、もう少し弁えはついているかとは思いますが、同様の憑依的な役作りのしかたをしています。『真夜中の住人』での役作りの仕方もまた「玲央と同じように一人になってみる」という気持ちを役と擦り合わせるようなやり方でしたし、紬や誉らのように分析的な役作りはしません。
どちらが良いというわけではなく、冬組のみんなは自分にとってやりやすい役作りの仕方をしているところはとても大人だよな~と思います。
知覚型(P)
知覚優位です。N型の場合一般的なMBTIのテストでは正しい結果を導き出せないことも多いので注意が必要だと感じておりますが、外向型である東の場合「NeFiであるか?FeNiであるか?」で考えていけばテストをするよりもよっぽど分かりやすいです。
以前執筆した『SHINOBI珍道中』の記事でも書かせていただいたのですが、Neというのは可能性に対して広く寛容に構える「○○かも?」の機能です。ひらめきに対して、ちょっとふわっとしているというか(笑)自分がNeのくせに説明が下手で申し訳ないのですが、とてもインスタントなひらめきなのです。N型の場合JでもPでも大雑把ですしルーズさもあるのでみんなP!となってしまったりもしますが、Niが達成主義であるとしたら、Neは挑戦主義でしょう。ひとつの目的を達成するよりもあらゆる可能性を試したくなる人なのです。
これは東の生き方そのもの!な機能ですね。明確な目標がある人ではないですが、今の自分に出来るポジティブなあらゆる挑戦から新たな発見をし続けていくような美しい生き方をしています。
▼例の『SHINOBI珍道中』の考察記事はコチラ
我が推しの分析も残すところ千景のみとなりました(笑)あまり私情をはさみたくないタイプなので言おうか迷ったのですが少しお話ししようと思います。
私が東のどこを好きになったかと言うと、ああ見えて(?)すごく前向きな生き方をしているところなんですよね。ご家族を亡くし寂しい思いをしてきた人ですが、ただ「寂しい」と思って自分の殻に閉じこもるではなく、添い寝屋さんを開業してみたり劇団に入ってみたり一生懸命役に向き合おうとしてみたり、そういう「どうしたらもっと自分の人生がよくなるだろうか?」と自分を客観視し、ポジティブな行動をしているところがすごく好きなのです。私が想像し得ない痛みを経験してきたと思うのに、とても強い人だなと感じます。ガイは「雪白は弱いのか?」と訪ねましたが(笑)彼はきっと自分の弱さを認めているからこそ、強いのではないかな~と。アルコールだって、飲み方をわかっている人は強いじゃないですか。
そしてNeの特徴でもありますが「自分に何ができて何ができないのか」そういう客観的なメタ認知が出来ているところもとても尊敬しております。あ、もちろん容姿が良いとかそーゆーところも好きです…ごめんなさい(笑)顔がすごく良いですよね。
東の分析が終わったので、頃合いを見てソシオニクス相性論の『双対関係』についての記事を「ナイト&クイーン」のコンビで書いていきたいと思います。カナリお待たせしておりますので、その分良いものが書けるようにがんばります!
コメントを残す