前回のナイラン感想記事、たくさん読んでいただけたようで光栄です!ありがとうございました。目安箱の質問や感想、情報提供もきちんと目を通してます~!たまに「感想だけでごめんなさい」とおっしゃられる方がいらっしゃるのですが、感想だけでもとっても嬉しいですよ。質問だけでなく、皆さんが私の文章を見て何を感じたのか知りたい気持ちもあります。というか私は基本的に色々なことが知りたいのです!笑
MANKAIカンパニー性格タイプチャート

新劇団員の4名+総監督の立花いづみを加えた計25名で作成しました。またソシオニクスのクアドラ(アルファ・ベータなど)、および双対関係(相互補完が可能な関係性)がわかりやすいように作成しました。いずれ「気質論」の表も最新バージョンに変えたいですね。
縦軸がクアドラの知覚要素「思慮深い(Ne/Si)」「大胆不敵(Se/Ni)」になります。(クアドラ表は以下の記事内にございます)
そして横軸は判断要素である「コメディ(Fe/Ti)」「シリアス(Te/Fi)」です。
クアドラの要素とは「どの心理機能を使用しているか?」に焦点を当てたものなので、タイプ判断にも非常に役に立ちます。クアドラを学ぶと機能を外向きに使うことと内向きに使うことには大きな違いがあること、またTi-FeやTe-Fiなどの一見真逆に見える心理機能が実は表裏一体(光と影)であることを学ぶことができます。
新劇団員(ルーキーズ)の簡単な分析結果と所感
オリジナルメンバーの分析が終了し次第、きちんとした分析を書く予定ですが簡単にこちらでルーキーズの性格タイプの概略を説明しておこうかなと思います。
春組【卯木千景】さん …ISTJ型
丞と同じタイプですね。 最初はえ、そうなの?と驚く方もいらっしゃいますが、よくよく考えると皆納得してらっしゃいます。彼はかなり自分を偽るタイプですが、監督を監禁した際、また昔馴染である密やオーガストと一緒に居る時の行動はかなり素の気質が出ています。また、嘘をついている時に使う「Nっぽさ」がやや不完全でわざとらしいものです。本当に良く訓練されているな~とは思いますが…!(何目線だよ笑)(私はプロのNe師)
丞との違いは第三機能(ソシオニクスの⑥出動機能)である内向的感情(Fi)の抑圧具合です。丞がMANKAIカンパニーに来てからは上手くFiを解放させているのに対し、千景はわりと徹底してFiを抑圧してきました。というか抑圧せざるを得ない環境下で育ってきた人間なのです。(丞もFiの解放ができるというだけでTeは強いです)
密の家族愛に触れ、咲也の諭しに触れ、千景は本来のバランスの取れた自分をだんだんと取り戻していきます。そのピースが前述の「抑圧されたFi」です。本当は自分の中にあった感情である家族を失った悲しみや心の傷…それらを覆い隠すように密や劇団に対して意地悪な行動をたくさんしてきました。(まぁどれも本当に意地悪かと聞かれたらそうではないかわいらしいもののようにも思えますが…笑) 監督を軟禁したのも、密が気に入っているMANKAIカンパニーを恥ずかしい目にあわせてやろう!みたいな行動ではありますが、ある意味これはアジトを知っている(ハズの)密が自分を救い出してくれるだろうとの無意識の期待なんかも含んでいたかも知れません。行動のひとつひとつに洞察を巡らせていくと、千景の抑圧しすぎたFiのせいでTeが悪さをしてしまっていたということがわかります。バランスが取れた後の千景はISTJらしい「責任感」「忠誠心」を持って劇団や密と向き合っています。時にピリッとスパイシーですが(笑)
ISTJ型・千景については『Knights of Round IV』イベスト感想でも触れておりますのでご覧ください。
夏組【兵頭九門】くん …ESFP型
ESFP型は3名になりました。なんとなくMANKAIカンパニーのESFPたちはわかりやすい子たちが多いですが(笑)性格的な傾向は同じでも、それでもひとりひとりちゃんと個性的です。育ってきた環境も皆それぞれ違いますからね。特に国王候補だったヒト(笑)
お兄さんの十座(ISFP型)とは外向と内向違いです。九門はSeが主機能なので活発で素直な感情表現をします。兵頭兄弟の共通点は「環境のせいで本来の自分で居ることがなかなか叶わなかった」というところかもしれません。九門は社交的で身体を動かすこと(特に野球!)が大好きな元気いっぱいの男の子ですが、病気(心因性発熱)のせいでそれが叶わない経験をたくさんしてきました。本当はただみんなと一緒に大好きなことを頑張りたいのに、頑張ろうと思えば思うほどプレッシャーでお熱が上がってきてしまいます。それはある意味お兄さんと同じで「人目を気にしすぎる」というところがあったと思うのですが(失敗したらどうしよう、という気持ちです)、この兄弟はその殻を破って行きます。「本当の自分の姿で、本当にやりたいことをしたい!」なんとなくこれって、MANKAIカンパニーの原点というか。このカンパニーが「皆が自分らしく居られる場所」であるなら、やっぱりそれを満足にできる強い自分で在りたいと願うのは自然なことだと思うんです。ただ、やり方は言っちゃえば荒療治ですし、私はこのような症状がある方に対しては病院で一度診てもらうことをオススメしていますがまぁここはフィクションということで、ね(笑)でも実際にお体の異常について心因性の疑いが少しでもある場合、ご自分で抱え込んだり心構えで治ると考えずに医療機関(精神科や心療内科)にて適切な指示・治療を受けてくださいね。特に九門や十座はF型ですから、そういった「手法」や「改善」等のT型的要素についてはプロの指示を仰いだほうが良かったとは思います。まぁでもそれじゃあゲームのお話になりませんからね(笑)何はともあれ、皆と協力と九門のがんばりによって少しずつでも回復に向かっているようで良かったです。ESFP型は本当に活発で人懐っこいムードメーカーですね。
ストーリーの中で助けてくれた居候中の莇はINTJ型で、九門とは双対関係です。身体が弱く、体調の悪さが顔に出てしまっていた九門を莇がメイクしてくれたことにより、血色感アップ!まさにこの辺もガンマ・クアドラの双対関係のWin-Winな感じが出てましたね。目安箱でもお答えしましたが、莇と九門の関係は幸(INTJ)と太一(ESFP)の関係と同じです。その辺も意識した視点でストーリーを見てみても面白いかもしれませんよ!
秋組【泉田莇】くん …INTJ型
ACT2の特集サイトで初めてビジュアルが公開された時のキャッチコピーが「必ず見つけて証明してみせる。俺が俺として生きる意味を……」という言葉だったのですが、何かもうこの時点でめちゃくちゃNT型です(笑)なんだろうこの既視感、昔のUVERworldみたいだ…。(わかる?)
同型の瑠璃川幸と比べると内向的(主機能Niが強め)でやや寡黙なタイプです。たまにチルったりするしね(笑) NTJ特有のウィットに富んだ話し方をし、大局的なものの見方をします。Ni=未来のヴィジョンが明確に見えており、それに向かって有益で論理的な考え方をするのですが、その中で障害となったのが「銀泉会」の存在です。5幕と8幕でそれぞれ真澄とシトロンが不本意ながらも「敷かれたレール上の人生」を歩こうとしていましたが、彼らは外向的感覚(Se)使用者です。Niが劣等および第三機能となるので、なかなか時間的な発展性について考えることができません。ですので「今、現実的に可能であること」に優先的に取り組みがちです。(結局はNi使用者である監督の洞察により、事なきを得ますが!) そしてNiが主機能の莇は彼らとは反対に「今、現実的に可能であること」に抗います。14歳の思春期らしく思い悩むシーンもありましたが、やっぱり莇はメイクの道を諦めることができませんでした。んー、なんか青春(笑)周囲の方々の助けもあり、無事に夢を追いかけることができました。
ESTJ型の左京との関係性も莇の性格タイプを判断するわかりやすい材料となりました。とにかく「Si(過去/詳細)」vs「Ni(未来/大局)」。これがTeでバチバチ言い合っている…幸と左京の衣装予算バトルとやってることほとんど変わらないんですよね(笑)直近のイベント『天の川で逢いましょう』での二人のやりとりもとても性格の特徴が表れてて面白かったです。
冬組【ガイ】さん …INTP型
最初本当にアンドロイドなんだと思ってました、私(笑)えっなんか無間人形とかまごころルーペとかあるならアンドロイドが居てもおかしくないかも…う●プリにも居るし…みたいな。うん、でもアンドロイドとか言われた時点で気付くべきでしたね、INTPだと(笑)
A3!で初登場の性格タイプですのでガイのみなる早で紹介するかもしれませんが、取り急ぎいつもの16typesさんのリンクを貼っておきますね。
“論理学者”型の性格 (INTP-A / INTP-T) | 16Personalities
全16タイプ中に言語で説明するのが一番困難な性格タイプと感じております…骨が折れますよ(笑)ISTP型(真澄・至)のNバージョンと思っていただくのが一番簡単です。ISTP型は「行動(Se)」を楽しむ性格タイプで実際的ですが、INTPはそのSeがNeになるのでもうちょっと脳みその世界という感じです(笑)ホラ、もう言語での説明が困難になってる!NeやSeって知覚機能ですから「物を見てどう受け取るか?」がISTPとINTPでは変わってきます。なので「無表情でたまにふざけてるけど実際はわりとマトモ」なISTP、「無表情でたまにふざけてるけど実際は天然」なINTPが成り立ちます(笑)Neだからね。一成、三角、誉、東らと同じ知覚機能を所持するのです。ガイのほんのちょっぴりのお茶目さはNe所有の特徴ですね!INTP、説明文ではとんだ堅物のように書かれることが多いですが実際深く接していくと全然そんな感じではありません。よそ行きの顔では堅物なのかもしれませんけどね。まぁそれはISTPだって同じです。Tiはわりと冷淡で客観的な「正情報」を知覚する機能なのでどうしても無表情で冷たいクールな印象になります。しかし彼らも蓋をあけてみればそのTiを非常にユニークに使用するユーモアセンスを持った人ですよね。真澄や至の「おふざけ」は日常茶飯事であり皆さんも慣れっこだと思いますが、ガイも自分がアンドロイドではないと知ってからもアンドロイドとして振る舞ってみたり(ボタンを押されたら壊れたフリをするなど)とってもユニーク!そしてやはりガイの個性と言えば、聞き間違い!(笑)シトロニアの言い間違いはエンターテインメントとしての言い間違い(わざと、ということです笑)であることが、流暢に日本語を話すシーンがあることによってバレてしまってますが、ガイは本気で聞き間違いをして本気でぶっ飛んだ解釈をし(Ne)そのまま思考を続けます(Ti)。比較的「わかりやすい」タイプのINTPですね。ISFJ型の紬とは同じアルファクアドラであり、双対関係には及ばずともとても良い関係です。なんと、冬組の半数がアルファクアドラとなりました…!(そして6人中5人が「思慮深い」チーム笑)
簡単にと言いつつ、そこそこ説明した気も…(笑)とりあえずはACT1の劇団員から分析記事を終わらせて行きたいと思いますが、何度も言っている通り筆者がENTPのため「いっきに書き上げる」ということが苦手なことをご理解いただければと思います(笑)ゆっくり脱線しながら書いていきますね!なのでルーキーズさんたちの「ふたりの関係」記事も少し遅くなってしまうかもしれません。千景と密などはリクエストもいただいているのでいつか書きたいところです!(個人的におもしろいと感じている莇と左京も…!)
コメントを残す