
更新が空いてしまいごめんなさい…師走と言うだけあっていろいろと忙しいですね。私事ではありますが来月引っ越しするのでしばらくこんなペースかもしれません。お正月休みくらいはそこそこ更新したいけど。ツイッターは変わらずなのでそちらも合わせてお楽しみいただければ幸いです。
さて、今回は春組から佐久間咲也くんです。本当は咲也を最後にしようと思ったんですよ。始まりの人物だし、〆にピッタリかなぁと思ったので。でも最近のご活躍により私の中で勢いのあるので、今やっちゃいます。多分そのほうが良い文が書ける。多分。いや、期待はしないで。
佐久間咲也:ISFJ(Si→Fe→Ti→Ne)
内向型(I)
「元気100%」のあだ名なので外向型なのかなと思われるかもしれませんが、内向型でしょう。ISFJ型については過去にもこの方で説明していました。
ISFJ型は内向型にしては社交が得意で他者に合わせた対応ができますが、基本的には控えめ・謙虚で他者の対立を好まず、自己主張も控えめです。咲也は元気なわりには人を選んで交友するところがあり、あまり春組メンバー以外とつるむような描写が少ないですよね。真澄の保護者役だけは自ら進んで買って出ている感じが多々ありますが、今のところ真澄にだけは主張ができるようです。このようにみんなに優しく一見社交的に見えるISFJ型も、自己主張ができるのは限られた極わずかな人だけになります。何と言っても内向型なんでね。
感覚型(S) -①内向的感覚(Si)
感覚型(S)です。身近なところにISFJの直観型であるINFJ皆木綴が居ますが、彼は一見謙虚なように見えてめちゃくちゃ我が強く、自己主張も現実的ではなく概念的です。良くも悪くも頑固なのがINFJで、良くも悪くも細かいのがISFJ。メインストーリーでのロミオとジュリアスの稽古中、真澄が綴に出来ていないことを指摘し綴が怒ってしまった時「真澄くんの言ってることは確かに厳しいけど、正しいと思うんです」と言いました。もちろん咲也だって補助機能に外向的感情(Fe)を持つので真澄の棘のある言葉に眉をひそめていたのも事実ですが、SJ型は概略より詳細に重きを置きます。咲也の主機能である内向的感覚(Si)は「過去の詳細を元にした現実」なので、真澄くんがどうして棘のある発言をするのか?ということを彼の過去の情報を参照しながら考えることができます。一方の綴は人間に対する洞察力がたいへん優れておりますが、そのため詳細を気にするのは苦手です。真澄の家庭環境や学校での様子を咲也に教えてもらってはじめて「真澄も悪気があって言っているのではない」と理解することができました。紬の項目でもお話しましたがISFJ型は人と人を仲介することが得意です。それもこのように他者の細かいデータが頭の中にたくさんインプットされておりそれを巧みに使用して人と人とを結びつけることができます。正直咲也が居なかったら102号室は非常にピンチだったのではないでしょうか…(笑)如何せん謙虚なので自分ではその功績を自覚していないでしょうけど…
内向的感覚(Si)を主機能に持つタイプは基本的には心の内蔵HDDにあるデータを通して目の前の現実を見ます。咲也と言えばアドリブスキルが高いですが(ロミジュリ、アイチュウ、クリスマスファンミより)、咲也はこのようなアドリブを平然とやってのけているわけではなく「ただ必死だっただけ」と言います。もちろん謙遜もあるとは思うけど(笑) 『Merry,Xmas! Mr.Blooming』のイベストでのアドリブ「猫のキミには煮干しの方をあげるべきだったね!」は、以前密と一緒に猫をかわいがっていた時の思い出を参照していたり、基本的に内向的感覚(Si)と外向的感情(Fe)を巧みに使ったアドリブをしている印象です。未来に起こり得る可能性(Ne)を想像するのは大変苦手なので【とりあえず劇が止まらない方法】を【過去のデータを元に】実行しているのです。じゃあ何故咲也はそれが出来てしまうのか?と言うと、咲也が演劇を志すきっかけとなった出来事であり座右の銘でもある【The show must go onーショーは終わらないー】これに尽きるでしょう。あの時咲也が見た海賊の劇は咲也の心の内蔵HDD(Si)の中でも「お気に入りのデータ」としてデスクトップにショートカットまで置いてある次第でして、何度も何度も繰り返しそのデータを見ていることかと思います。だから、想定外の出来事も全部咲也の中では想定内なのかもしれませんね。これは板の上だけの話、という可能性は否定できません(笑)そもそも【The show must go on】と紬の言っている【何事も水やり三年ですよ】って非常に似ている言葉ですよね。どんなことがあっても続けるべき、途中でやめてはいけないよという意味です。内向的感覚(Si)は毎日少しずつコツコツ続けることが得意です。
感情型(F) -②外向的感情(Fe)
感情型(F)です。論理的思考はそこまで得意ではなく、客観的で正しいことよりも平和的で親切であることを好みます。
ここでひとつISFJ型の特徴である謙虚さ(自信のなさ)についてお話しましょう。この内向的感覚(Si)を主機能として使うため外向的直観(Ne)が抑圧されていること、それから補助機能の外向的感情(Fe)のせいで代替機能の内向的思考(Ti)も抑圧されてしまっているからです。ISFJ型の心の内蔵HDD(Si)には基本的に他者の情報(Fe)がたくさん入っているので、他者の発言や態度などが重要な判断基準となります。『TRY!輝きのコラボステージ』イベスト内で、咲也がクマ校長に自信のなさを指摘されて落ち込んでしまいましたが、それもそのはずなのです。クマ校長は「舞台に立つことすら叶わない人達は、大勢居るんだよ。その事をちゃんと覚えておいてちょうだいね」と言いますが、クマ校長の言ったこの話は外向的思考(Te)的な意見であり、咲也はTeに関してはどんなに頑張ってもあまり理解できません。(この理由については後に別記事でお話しようと思います) なので「舞台に立つことすら叶わない人達も居る中でオレがセンターに選ばれたんだから自信を持ってやるべきだね!」と思うことは出来ないんですね。咲也が外の世界を見る中で注目してしまうのは人の気持ちなので「舞台に立つことすら叶わない人達は、着いていくだけで必死なオレなんかがセンターに立つ姿を見たら悲しむだろう」と、人が悲しんでいるところだけに目を向けてしまい更に自信をなくしてしまうんですね。周りの雰囲気に流されずに合理的に考える(Ti)ことができれば、そこまで自信をなくすこともないんですけれど…。いかんせんこれは代替機能であるので器用に使える機能ではありません。まだ若い咲也は特にね。はい、そんな咲也を心配したアイチュウの星夜くんは「仲間が居るし一人じゃないから怖くない」と咲也を励まします。このアドバイスに咲也はいとも簡単に納得します。咲也にとっての恐怖(Siを脅かすこと)とは「出る杭は打たれること」です。なので星夜が「ステージは一人じゃなくて皆で立つもの」と教えてくれたことで、①自分が出る杭にならず②他者と和気藹々とした楽しい雰囲気を作れる事柄であることが理解できたので、咲也の恐怖は取り払われ元気を取り戻すことができました。このようにアドバイスや励まし一つを取っても各タイプで差が出てくるものですよ。面白いですよね~
『Merry,Xmas! Mr.Blooming』イベントストーリーでも、“お手伝いやゴミ拾いを頑張った”という事実がありながらサンタさんが来なかったのを“オレはいい子じゃないからサンタさんが来なかった”と解釈し、クリスマスが悪い思い出として残ってしまっていましたね。咲也の代替機能である内向的思考(Ti)ですと「家に煙突ないのにどうやってサンタさんは入ってくるんだろう?」(茅ヶ崎至バクステより)といった人の感情など全く関係ないところに関心を示します。なので例えばサンタさん来なかったとしても至の場合だったら「罠に気づかれたかな」など良い意味での屁理屈を考えることが出来るんですけど、咲也は他者からの評価が重要な自己評価の基準になってしまうので「サンタさんが来なかった」という事実が「オレは悪い子なのかもしれない」という自己評価に繋がってしまうのです。逆に感謝の言葉などの肯定的な雰囲気にも影響を受けることができるので、朗らかな雰囲気の中での他者の好意は素直に受け入れることができます。ISFJ型は楽しいパーティのような雰囲気の中で控えめに人の役に立つ事をすることがとても好きですが、それはSi-Feの機能を心置きなく使えるからでしょう。
余談ではありますが、紬と比較して咲也がピュアっぽく見えるのは咲也がまだ内向的思考(Ti)を発達させていないからでしょう。大人になりどのくらい成長するかも環境や経験により個人差があるのでこのままピュアなまま大人になる可能性もありますが。MANKAIカンパニーは「自分らしく居られる場所」なので、基本的に第3機能以下を成長させることは監督の方針にはなさそうですからね。
判断型(J)
そう紬の項目でも触れましたが、ISFJ型は判断型にしては非常に寛容です。外向きに使っている判断機能がFeですが、主機能のSiによりあまり押し付けがましくもなく、謙虚に使用しているからです。とは言え、気を許した人や目下の人には判断型らしい保護者っぷりを発揮しますよ。真澄くん!起きて!!学校だよ!!!ほらね。咲也が卒業しちゃっても多分真澄くん起きて!はし続けると思いますよ。これは同じ学校だからじゃなくて、気を許した真澄くんに良かれと思ってしてあげてる親切行為ですから。
(月岡紬と同タイプなので他サイトへのリンクは割愛させていただきます)
最初は咲也のことピュアすぎて面白い~!くらいだったのですが、後からじわじわ魅力が押し寄せてきました。なんだろうこの後から来るかわいさ!!!
最近はアイチュウコラボとクリスマスイベントの連続で咲也メインのお話が来たので診断のためのネタが豊富に提供されましたのでね、勢いで記事を書こうと決意した次第です。本当に健気でひたむきな咲也ですが、ただ真っ直ぐでひたむきなだけじゃない。周りのことをきちんと見ていて、適切な行動が取れる賢さがかっこいいなぁと思います。主人公タイプでもリーダータイプでも決してないのですが、一歩下がって皆のことをしっかり観察できるような眼を持っています。
同タイプ紬との出稼ぎ「優等生リーダーズ」同じく同タイプ椋との出稼ぎ「天然純真無垢コンビ」共にISFJの良さがギュンギュン出ていてとてもかわいいので、疲れた時はこのどちらかで出稼ぎしてみてください。リポDくらいの疲労回復効果はあるでしょう。
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