
【11/16追記】解説を更にわかりやすくリノベーションしました!半分以上修正しておりますので以前お読みになってくださった方もよろしければどうぞ。
今回は御影密くんです。マシュマロが好きな25歳。マシュマロだけにとどまらず監督のマシュマロボディも好きという健全っぷり。記憶がなくまだ何者かよくわかってないですがMBTIは本質的なものなので過去の経験が分からずともある程度判別は可能です。それにしてもこのネコの画像かわいいなぁ…。
御影密:ISFP(Fi→Se→Ni→Te)
内向型(I)
由緒正しき内向型です。外界に必要以上には影響したくなさそうに見えます(笑)外界の影響は受けますが。内省タイム必要。とにかく寝かせて…って感じです。とは言っても結構うるさいところでも平気で寝てますが。うん、まぁそっとしといてあげよう。気が向けばダーツ大会にも参加しますし、大酒飲みなんで飲み会も参加しているようですから。
ちなみにISFPの外向型になるとESFP…そう、七尾太一くんになります。なんかもっと目立ちたくて人気者になりたい欲求アリです。ESFPはとにかくキラキラしたい人たち。ISFPはとにかく自由奔放に生きたい人たち。
感覚型(S) ー②外向的感覚(Se)
え、Nじゃないの…?て思う人も居ると思いますが、S型だと思います。三角の記事にも例として出ましたが、密は五感を使って今現在あるものをありまま認識します。セリフがすごいS型ですよ。「マシュマロ(現物)食べたい(現状)」「丞は(現物)堅い(現状)」とかね。ニュースのレポーターかよってぐらいリアルをお伝えしています。(ただ聞かないと答えないけどね)基本的には知覚がワープしないです。マシュマロ見てさんかくって言わない。
決定的なのがエチュードスタイルです。S型って「自由にあなたの考えた設定でエチュードしてください」ってざっくりした課題が出るとほとんどの場合、戸惑う人います。密も実際「設定がないと、できない」って言ってますよね。その設定を作るのに長けているのがN型です。ISFPの直観型であるINFP型(例:斑鳩三角)になると非常にクリエイティブです。三角のエチュードはどこからともなく役柄の魂が降ってきて、演じることができます。S型は良くも悪くもありのまま捉えるのが得意な人たちなので、その場にないものを創造するのはちょっと苦手です。が、その代わりにこの外向的感覚(Se)により現実をよく見ているので、特徴を捉えたりするのは得意でしょう。密の初めてのエチュードの演技、とても好きです(笑)
ISFPは感覚(S)を外向(e)に使います(Se)。主機能の内向的感情(Fi)に対する補助機能です。じっくりと外界を観察しながら様々な感情を感じます。なんとなくこの人は「眠い」ってことに邪魔されているけど、案外外的刺激(Se)が好きです。太一たちがTVドラマ見ていたら「ドラマ見たことないから、俺も見る」って言ってみたり、万里たちがダーツしているのを見て自分もやってみたり、人を枕にして遊んだり。あと食べ物の味や食感を覚えるのも外向的感覚(Se)の機能です。マシュマロのふわふわした食感を気に入るのも、臣が作ったスフレオムレツを気に入るのも外向的感覚(Se)の機能ですね。それを食べると心地よい(Fi)ので好きなのです。
感情型(F) ー①内向的感情(Fi)
口数が少ないので感情か思考かってわかりにくいと思うかもしれませんが、彼の判断基準はほぼFeel so goodか否かです。「マシュマロ食べたい」というのはつまりマシュマロを食べると俺が幸せを感じるから(F)ということです。FはFeelingのF、TはThinkingのTです。密を動かしているのは間違いなくFeelingです。オレが快か不快か。
このタイプが無表情でぼーっとしているように見えるのは、感情(F)を内側(i)に溜め込むからです(Fi)。そんでもってその機能が主機能なので感情表現がやや控えめに見えます。密の「うれしい」「好き」等と言った言葉にあまりパッションが感じられないのは、内向的感情のため外に感情を出す癖がないからです。黙っているだけで、内側には様々な感情が渦巻いています。同じ内向的感情(Fi)を使うタイプでも主機能に外向知覚機能(SeやNe)を持つタイプ(例:七尾太一、雪白東など)になると表情豊かで言葉巧みになってくるのですが、やはり内向的感情(Fi)を持つので他者へのアプローチが共感ではなく一緒に楽しむとか一緒に悲しむと言った同情であることが多いです。
内向的感情(Fi)は感情を内側に溜め込むので他者への優しさの示し方がとっても間接的です。「主人はミステリにご執心」イベントストーリーでは同情(Fi)と共感(Fe)のすれ違いがテーマになっていたように思います。そもそもこの二つってどう違うの?って方もいらっしゃると思うので説明しましょう。
同情(Fi)…「一成が自分で誕生日の歌うたってた。可哀想だからオレもワンフレーズだけ歌ってあげた」(当事者の状況に自分が居る)
共感(Fe)…「幸くんの誕生日か…素晴らしい衣装への礼は素晴らしい詩で返すことにしよう」(当事者の状況に自分は居ない)
「可哀想だから」と「素晴らしい」の部分にアンダーラインを引きましたが、可哀想というのはつまり「オレが一成の立場だったら、一人で誕生日の歌うたうのは、嫌…」と思ったので、ワンフレーズだけ一緒に歌ってあげたということ。(一成はFiが補助機能なのでこの行動を愛情として受け取ります) 一方で「素晴らしい」というのに「自分だったらどう思うか」というのはひとつも反映されていません。「素晴らしい」ことに対して自分の評価をプレゼントしているわけですね。同情(Fi)は相手と自分の心が一つになっているのに対し、共感(Fe)は相手と自分とでそれぞれ心は二つあります。(幸もFiを使うのでこの祝福を理解することが難しく、ありがた迷惑と感じます)
まぁここまでのご説明で感づいているとは思いますが、密が内向的感情(Fi)を使うのに対し、誉は外向的感情(Fe)を使います。「主人はミステリにご執心」は簡単に言うとFiを使おうとした誉に対し「Fiが使えないならFeを使えばよくね?」となった話です。密はこのイベストの中で「アリスがわからない」と言います。と言うのも誉(ENTP)は内向的感情(Fi)がかなりの未発達なので自分の感情をほとんど感じることができません。(これは決して悪いことではなく一種の才能でもあります) 密はこの内向的感情(Fi)を主機能として使っているので、アリスの主観性がない行動を理解することができません。それどころかアリスと心を一つにしようとしてもアリスには心がなかったため、密は自分が持っている時計をどうしたらいいものか、わからなくなってしまいました…。そこで密は監督に相談し「誉さんの気持ちはわからないけど、私は誉さんが時計を持ってたほうがいいと思うから見つけてあげたい」と言われます。監督はENFJ型であり主機能に外向的感情(Fe)を持ちます。主機能なので共感が得意です。共感とは即ち察すること。密はこの監督の言葉に非常に驚いていました。心理機能が違うとこうも考えが違うものなんです。密は監督からのアドバイス通りに時計を修理して(丞がね)、無事に誉に返品することができました。Feって密にとったらお節介なのかもしれないけど、Feを持つ人って共感が欲しいんです。そしてFiを持つ人は同情が欲しい。でもこうして間に仲間を介すことで、その愛情も伝え合うことができるのかもしれません。人を許すことって別にお互いが真剣に向き合うことじゃないですよね。
知覚型(P)
彼こそキングオブP。アメリカ合衆国並に自由を愛しています。好きにさせて欲しいので、あまり他者に介入しません。他者には他者の気持ちがあるし尊重したい。ただオレの邪魔はしないでって感じ。Jになると気遣いやお世話という名の介入をします。ISFJ型の月岡紬くんは気遣いやお世話と言う名の介入をしていますね。Pの人は、とにかく自分をわかってくれる人が好き。自分を自由にしてくれるお礼に、相手も自由にしてあげます。とりわけISFPとISTPは全タイプの中でも自由大好き度が高いです。
密くん、非常に好きです。あまりしゃべらないからこそ、その素直な感性が面白い。2017年の一成のBDコメントの可愛さはまるで殺人兵器でしたね。本当に人のことよく見てます。趣味:人間観察ですからね。しかも本当に観察して個人的に楽しんでるだけっていう。まぁその趣味は非常にお芝居に活かされていますね!
ユングの内向的感情の説明に静かな水は深いとあります。外に発散しないぶん、たくさんの優しさとまごころが心の中に貯蔵されているのでしょう。黙っているし愛想もそんなによくないけどココロの中はとっても優しくて、それが行動に現れている。ISFPの良さですね~!これからもカンパニーで平和に楽しくお芝居をしてほしいものです。
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