
ようやく援軍ダイヤを追加したので今日からやっと本気出してます(笑)が、どこを目標としたいのか、自分でもわからない…
さて、イベスト感想です~。
壮大にネタバレているので「続きを読む」からどうぞ。
『ドライブ行きませんか』
見よ!このLIMEこそが無骨男・高遠丞、精一杯の関わり方なのである!素晴らしい!!素晴らしすぎた!!LIMEアイコンもかわいい!!!まぁそんなKeywordを踏まえつつ今回は主演&準主演である雪白東と高遠丞の二人にスポットを当てた感想です。
「公演はうまくいくかもしれない。でもアンタ自身はどうなんだ?」
もともとの二人の関係ってそれこそ第1回公演の稽古では衝突してしまったりしましたが、二人でドライブに出掛けられる程度に心地の良い関係でした。(二人の出稼ぎ「ナイト&クイーン」参照) 働きかけは東からだったとしても二人で遊びに出掛けられる間柄というのは、丞にとって貴重だと思います。東さんのこと、珍しく下の名前で呼ぶしね。
丞は寮に帰ってこなくなった東さんに対して、悩みがあるのではないかと探りを入れようとしますが、なかなか素直な気持ちを伝えることができませんでした。積極的に自分からドライブに誘ったり、駅に迎えに行くというサイコストーカーぶりを発揮したり(笑)丞なりに頑張ったんですけどねぇ。
丞はISTJ型です。内向的感覚(Si)と第三機能である内向的感情(Fi)が悪い方に表れてしまうと過去のマイナス感情を思い出しやすいのもあり、過去に東さんと衝突してしまった時の後悔から上手い聞き出し方がわからず…。そしてうまく言葉にできない自分を「俺は成長していない」と評価してしまいました。(第三機能由来の葛藤。A3!で非常に多く見られます) でもそこでアレの出番です!立花いづみのお家芸…スーパーウルトラ受け入れモード!!必ずしも気の利いた言葉である必要はないとアドバイスします。
そして足長の魔女さんが寮を訪問してくるというトンデモ展開が起き、丞くんまさかの東さんのマンションへ奇襲攻撃!
「今どこですか?」
「秘密」
「ドア、開けてください」
サ、サイコストーカー2だ…!!異常に不器用だし異常に可愛い!!でも冷静に考えるとめっちゃ怖い!!!それではまるで「来ちゃった♡」とか言って突然家に押しかけてくる迷惑彼女のようだよ丞くん…!そしてその来ちゃった系彼女は彼ピッピの家だけでなくその心にまでズカズカ侵入して行くのでした…。そして見出しにも選んだセリフ「公演はうまくいくかもしれない。でもアンタ自身はどうなんだ?」と問いかけます。確かに気の利いた言葉ではないけれど、すごく丞らしい物言いだし、だからこそ東さんに伝わったんだと思います。東さんが知りたかったのは丞の建前じゃなくて、本音だったわけですから。あとはやっぱりそのサイコストーカーばりの行動力!言葉より何より、それが一番ぐっときます…。もはやサイコストーカー2は褒め言葉だよ!!
「海、好きじゃなかったですか?」「今、好きになった。」
まだ当ブログでは東さんの分析結果を掲載していないのですが、彼は十中八九ENFPです。ENFPというのは人との繋がりや絆に意義を見出す人たちです。非常に社交的で楽観的ながらも実はちょっと神秘的で真面目な内面を持っています。まぁあまりそれが明るみに出ることはあまりないですが。どことなくそれを感じる、といった程度です。
ENFPの心理機能は主機能から順にNe→Fi→Te→Siです。一方で丞(ISTJの)の心理機能はSi→Te→Fi→Ne。そう、真逆です。使いがちな機能は全く同じなのに、優先順位が違うのです。一般的に劣等機能を使う相手を見ると最初は嫌悪感や理解の出来なさを感じます。この違和感により、相手を深く知ろうともせずなんとなく「合わない人」として距離を置いてしまうことが多いです。でも二人はそうじゃなかった。心の深くで関わり合い相手の真意を知ることで真逆のタイプでも、いや真逆のタイプだからこそ本当に相手の素晴らしさを実感したのではないかと考えます。(ソシオニクスでは「双対関係」と言い、自己実現のための手助けとなってくれる素晴らしい関係性です)
丞は東のためを想って、以前東さんが好きだと言っていた(?)海に連れてってあげていたことが後の会話で明らかになるのですが、「海、好きじゃなかったですか?」と言う丞に対し「ううん、好きだよ……今、好きになった」と返します。そう、東さんが好きなのは海そのものではない。自分を海に連れてきてくれた丞の気持ちが好き。(しかしきっと東は無意識の部分で海を気に入っていたのだと思います。それをドライブ仲間である丞が覚えていた。)それは演劇に関してもそうで、誉が演劇をする理由と同様「演劇そのものが好き」という気持ちでなくても、それが東さんらしさだし東さんの魅力でもあります。みんながみんな同じ理由で向き合っていないからこそ生まれる芸術だってある。冬組はガチガチにアイデンティティが形成されたあとに出逢った集団だったからこそ、こういったことが可能なのではないかと思います。
とにかく細部にまでいろいろな二人の奥深さが散りばめられた素晴らしいストーリーでした。何度読んでもいいなあって思います。そしてまだまだ語り足りないことばかり。後日、第二弾があるとかないとか。
▼第二弾はこちら。
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