【キャラクター分析】高遠丞

 

旬キャラ分析第2弾です。冬組第3回公演おめでとうございます。今回は準主演の高遠丞さんです!元GOD座トップ俳優様。そして筆者の推しの一人です。



 高遠丞:ISTJ(Si→Te→Fi→Ne)

 内向型(I)

うん、良い内向具合です。というのも知覚型(P)が良くも悪くも個人主義なのに対し判断型(J)はやや社会的に見えます。判断型(J)は判断機能(感情/思考)を外向に使うので意思が他者に伝わりやすいです。丞の場合、積極的に外界と関わろう!という感じはないけど、必要に応じて社交をするスキルは身につけているようです。最初は突っぱねるけどね…。目的を共通する限定的な交友関係の中では楽しく過ごすことができます。(演劇バカの紬やいづみ、フットサル仲間の臣などにはわりと友好的です)

STJは総じて社会に対する帰属意識が強いのですが、ISTJの外向型ESTJになると、より帰属意識が強く出ます。前回の分析にも登場しましたが天馬はESTJです。ESTJは自分の社会的な役割をきっちりこなすことが何より大好きで、それを外界にも主張します。ISTJも帰属意識はだいぶ強いですが、控えめかつ限定的なのです。

感覚型(S) ー①内向的感覚(Si)

感覚型です。ストイックで努力家なのですが、現実的かつ短期的な目標を設定しコツコツ努力するのが好きです。抽象的な概念にはまるで疎い。GOD座在籍時はその集団内での役割を不服ながらもきっちりこなしましたが、ISTJのN型であるINTJだと不服なものに対し改善計画を立てます。その他、彼の思考的判断の手助けをしている材料を見ても、殆どがS的です。

感覚(S)を内向(i)に使います(Si)。丞はこの内向的感覚(Si)が主機能であり、極めて強いように見受けられます。キャラクター分析で内向的感覚(Si)のキャラクターは初めてなので詳しめに説明しますと、このタイプはとにかく過去の経験を愛しています

内向的感覚は「現実」を自分の内部フィルターを通して感知する心理機能なんですが、この内部フィルターって要するに知覚の内部蓄積データなんです。自分の脳内HDDに様々な知覚データが内蔵されておりいちいちそれを引っ張り出して参照します。外向的感覚はHDDを内蔵しておらず、その都度USBをぶっ刺してその中のデータだけ直接感知しているイメージです。
丞はこの内蔵HDDに入ったデータを元に知覚するのが好きです。膨大なデータフォルダにアクセスして、あの時はああだったこうだった…と楽しむことができます。ちなみに幼馴染の月岡紬さんも主機能Si。二人がいつも昔話をしているのはこういった原因があるんです(笑)よって過去のことを根に持つ度も他タイプに比べて圧倒的に高いのですが…
「ギラギラ☆渚のPASSION」イベントストーリーで一成とシトロンが海に行こう!と言ってたのに対し初めはかなり渋っていましたが、帰りの車では監督に「悪くなかった」(つまり楽しかった)と言っています。起こり得る未来を想像するのはめちゃくちゃ苦手なんですが、思い返してみると「俺は楽しかったのか…」といったことが結構多いです。脳内HDDに書き込みをしている時には何も感じないのに、読み込みをしてみると様々なことを感じることができます。

蓄積データが好きなので、日々のコツコツ作業も大好きです。そう、ランニング!筋トレ!!演劇!!!何事もコツコツ少しずつ積み重ねて、内蔵HDDを豊かにしていきます。なのでコツコツ集めたデータを無駄にすることは好きじゃないです。GOD座で思い出したくないような日々を送りながらも、何だかんだ辞めることができずにいたのはこの心理機能が災いしてのことだったのでしょう。一人で未知の世界に踏み出すことはこのタイプにとって相当勇気のいることです。このタイプ外向的直観(Ne)が劣等機能になっているので大局的に物事を捉えるのは苦手ですので、ちょっと不器用な辞め方しちゃいましたが。そうしかできないんだよってのもわかりますよ。

思考型(T) ー②外向的思考(Te)

メーターはちきれるくらい極度の思考型です(笑)なんか自己都合でよくキレてるし感情型なのでは?と思われるかもしれないですが、彼は気分でキレているわけではないです。明確な理屈があります。調和のために客観的な意見を我慢することもないですし、客観性に基づき相手に指摘していくスタイルです。

思考(T)を外向(e)に使います(Te)。社会的に価値の認められた理論を好みます。これを内向的感覚(Si)と配合すると、たちまち堅物人間の誕生です。既に効果がある!と実証された思考が大好き。「ランニングは健康に良い!」とか「はちみつは喉に良い!」とか。やったことが結果としてちゃんと表れるとハッピーになっちゃう。それを内向的感覚(Si)の補助機能として使うので、過去を維持する&結果を疑わない。ですのでNe-Ti配合(ひらめき至上主義&結果を疑う)である有栖川誉さんから見ると「右脳が筋肉になってしまった」と感じるんですね~。でも誉のような創造者の名案を現実にしてくれるのはこういったタイプのマジメさがあってこそです。要らないものは捨ててしまおうと言って何でも破壊していたのでは、世界は安定しません。丞のように、壊れた懐中時計を地道に修理してくれる人だって必要なのです。

最初に「メーターが振り切れそうなくらい思考型」とお伝えしましたが、このくらい思考型に偏ると第三機能である内向的感情(Fi)を使うのがだいぶ下手っぴになってきます。それでも「自分の感情は言葉にしなければならない時もある」とMANKAIカンパニーに入って学んではいるのですが。まだちょっと苦手な様子です。“怒り”などのマイナス感情が表面化しがちなのは、感情の中でもマイナスのものほどエネルギーが強いからだと思います。しかし役を通して幸福感や愛情などを表現することはできると思うので、傍にいる仲間たちには伝わっていればいいな~と思います。あと何だかんだ構ってるしね…手のかかる子たちほど(笑)こんな不器用な優しさこそ愛しさだと筆者は考えております。

判断型(J)

こちらもメーターはちきれんばかりのJ型です(笑)白黒はっきりどころが純白と漆黒意外NG!みたいな。丞の場合主機能Siを使って「御影のお守りは大変だ」という記憶を引っ張り出します。そして補助機能Teを使って「御影のお守りをしてもお互いに良い結果が得られない」と判断(Judge)を下すので『俺はパス』となります。知覚的要素が少し加わると「もし御影が外で一人で寝てしまったら、寒いしとてもかわいそうだ」(内向的感情)という選択肢も加わってくるのですが。最近使えるようになってきましたけどね、えーそこまで言っといて俺はパスなの!?ってことが結構あるのは、純白or漆黒という究極の二択制だからです(笑)

でも彼のストイックさやマジメさはこの性格の賜物でもありますからね。監督もこの丞の性格を逆手に取って対応することが多くて面白いです。演技のためと言ったり理屈で攻めこめば、結構ころっと納得する可愛らしさがありますね。




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